2018年10月25日
◆第38回伝統文化ポーラ賞贈呈式 開催報告◆
平成30年10月23日(火)グランドプリンスホテル高輪にて、
第38回伝統文化ポーラ賞贈呈式を執り行いました。
伝統文化ポーラ賞は、日本の貴重な伝統文化の継承に尽力され、優れた功績をあげられた方の
さらなる発展を奨励するものです。本年も伝統工芸、伝統芸能、民俗芸能・行事の各分野から、
優秀賞2件、奨励賞1件、地域賞5件の合計8件を顕彰しました。
今年は300名以上の文化関係者、報道関係者にお越しいただき、受賞者の功績を讃えました。
受賞者のみなさま |
第1部の贈呈式では受賞者ごとに紹介映像上映と賞の贈呈を行いました。
また、受賞者代表として桐竹勘十郎さんよりご挨拶をいただきました。
小西理事長より賞贈呈 |
受賞者挨拶 |
第2部の受賞記念の催しでは、芸能・民俗芸能部門受賞者にご披露いただきました。
まずは、福野夜高保存会さんの力強く響く太鼓から始まり
中尾獅子浮立と唐子踊保存会さんの獅子踊が場を盛り上げます。
続いて阪口純久さんへのお祝いのメッセージをご紹介し、ご本人から受賞のご挨拶をいただきました。
最後は三世 桐竹勘十郎さんによる人形浄瑠璃、「義経千本桜 渡海屋の段」を遣われました。
その姿はまさに圧巻、会場全体が釘付けになる演技をご披露いただきました。
三世 桐竹勘十郎さん 「義経千本桜 渡海屋の段」より知盛出立の場面 |
幕間には作品展示ブースが賑わいをみせ、各々作品の世界を楽しまれている様子でした。
松原伸生さん「長板中形」 |
贈呈式後の懇親会では、各受賞者の挨拶の後、華やかなお祝いムードの中で歓談が行われ、
盛会のうちに贈呈式を終えることができました。
弊財団では、今後も日本の伝統文化の第一線で活躍される方々とともに、
伝統文化を未来につなぐための活動に尽力してまいります。
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