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2013年08月26日

【お知らせ】ポーラ伝統文化振興財団 記録映画ライブラリー 2作品DVD化ご紹介

 

ポーラ伝統文化振興財団では、保存記録作成事業の一環として

「伝統工芸の名匠」「伝統芸能の粋」「民俗芸能の心」各シリーズの記録映画を制作しており、

その映画作品を16ミリフィルム、VHS、DVD(一部)で無料貸出しております。

現在、過去のライブラリーについても順次DVD化を図っておりますので、

ぜひご鑑賞くださいますよう、ご案内申し上げます。

今回は、下記の映画作品についてDVD化を図りました。

 

Dvd_sekiyasirou◎鍛金・関谷四郎 -あしたをはぐくむ-  1983年製作/監督:小谷田亘(カラー30分)

日本の伝統工芸の中でも独特の領域を持つ鍛金。常に新しい金属の美を追い求める 人間国宝・関谷四郎さんは、鍛金の技術を保持する貴重な打物師だ。作品は、花生け、壺、接合せ皿など多彩である。しかもその作風には現代感覚が盛り込まれ、器物そのものの感情がみずみずしいまでに表現されている。映画の中で制作される花器は、銀と銅、赤銅の3種の地金を用いて、鍛金の中でも難しいとされる接合せの技法で制作される。

 

 

 

Dvd_warehasuigun◎われは水軍 –松山・興居島の船踊り- 1998年製作/監督:黒崎洋一(カラー33分)

四国松山の離島・興居島には伊予水軍の末裔といわれる島民たちが暮らしている。氏神・ 和気比売神社の祭礼行事として島に伝わる船踊りは、海上に造られた船舞台で豪快に踊 られる。船踊りを稽古する少年や指導する古老の島民たちを通して、祭にかける熱意や すばらしさを伝えている。

 

■記録映画ライブラリーはコチラ
http://www.polaculture.or.jp/movie/list.html

■当財団の無料映画貸出の手続き
http://www.polaculture.or.jp/movie/rental.html

2013年08月26日

◇*◆*◇*◆ 【決定】平成25年度 ポーラ伝統文化振興財団 助成先決定 ◇*◆*◇*◆

当財団では伝統工芸技術、伝統芸能、民俗芸能及び行事など、日本の無形の伝統
文化財の記録や研究、保存・伝承活動において、有効な成果が期待できる事業に
対し補助的な援助を行っております。

平成25年度の助成先が下記の通り、3件決定致しました。

1)CD付書籍「横道萬里雄の能楽講義ノート<囃子編>」の制作と出版
申 請 者

東京都台東区

「横道萬里雄の能楽講義ノート」出版委員会

事 業 名

CD付書籍「横道萬里雄の能楽講義ノート<囃子編>」の制作と出版

事業内容

能楽研究の第一人者であった横道萬里雄氏が東京芸術大学在任の最終年度に行ったユニークな能楽の講義を、録音テープに基づき成文化するとともに録音の主要部分及び実演を付属CDに収めた書籍を制作し出版する。

2)奄美の伝統工芸「大島紬と泥染」泥染の技法と伝統的絣紋様の保存伝承
申 請 者

東京都新宿区

特定非営利活動法人 環境教育推進協議会

事 業 名

奄美の伝統工芸「大島紬と泥染」泥染の技法と伝統的絣紋様の保存伝承

事業内容

1300年の歴史を有する奄美の伝統工芸技術「泥染」の保存・伝承を図るため、伝統工芸士による「テーチギ煎液・泥土染」及び大島紬の特徴的な「伝統的絣紋様」を中心とした映像によるドキュメントと、補完する副読本、ウェブコンテンツの制作を行う。

3)平曲演奏家の育成に関わる基盤整備事業
申 請 者

愛知県名古屋市

一般社団法人 荻野検校顕彰会

事 業 名

平曲演奏家の育成に関わる基盤整備事業

事業内容

八百年の伝統を誇る芸能「平曲」の確実な伝承と普及のため、演奏鑑賞や研修の機会を充実させ、新進芸術家の技能・知識等の向上を図る。 また公演のDVD映像記録制作や文書資料の保存整理を行い、伝承への資料にするとともに、開設するホームページで情報公開し愛好者、理解者の拡大を目指す。

<敬称略>

日本には先人が残したすばらしい文化遺産が数多くあります。
日本人の英知と感性から生れた世界に誇る伝統文化は、一度失ったら
再び取り戻すことが困難なもので、大切に受け継がれていかなければなりません。

当財団は、助成を通じてささやかながら貢献させて頂ければと思っております。

過去の助成先はこちら↓
http://www.polaculture.or.jp/promotion/jyoseipast.html

2013年08月12日


平成25年度 第33回     『伝統文化ポーラ賞』 発表 

 

第33回伝統文化ポーラ賞 受賞者が12日、発表されました。

今年は大賞1件、優秀賞1件、奨励賞1件、地域賞5件、合計8件を表彰します。

昭和56年の第1回から今年で延276名の方が受賞されることになります。

なお、贈呈式は、10月24日(木)ANAインターコンチネンタルホテル東京にて執り行う予定です。

 

[平成25年度 第33回『伝統文化ポーラ賞』受賞者] <敬称略>

 

【大賞】

観世 清和(東京都)   能楽の伝承・振興

 

【優秀賞】

岡田 裕(山口県)     萩焼の制作・伝承

 

【奨励賞】

石田 知史(京都府)    鋳込みガラスの制作・伝承

 

【地域賞】

懸田 弘訓(福島県)          民俗文化財の保存・振興

名倉 鳳山(愛知県)          鳳来寺硯の制作・伝承

鶴澤 友勇(兵庫県)          義太夫節三味線の伝承

音戸の舟唄保存会(広島県)     音戸の舟唄の伝承・振興

北原人形芝居保存会(大分県)    北原人形芝居の保存・伝承

 

詳細はこちら →  25年度伝統文化ポーラ賞リリースをダウンロード

                                                              以上

 

2013年8月12日 事務局長 飯田



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