2012年08月20日
平成24年度 第32回 伝統文化ポーラ賞 受賞者 発表
第32回伝統文化ポーラ賞 受賞者が20日、発表されました。
今年は優秀賞2件、奨励賞2件、地域賞5件、合計9件を表彰します。
昭和56年の第1回から今年で延268名の方が受賞されることになります。
なお、賞贈呈式は、10月10日(水)ANAインターコンチネンタルホテル東京にて
執り行う予定です。
平成24年度 第32回『伝統文化ポーラ賞』受賞者 <敬称略>
【優秀賞】
山下 義人(香川県) 蒟醤(きんま)の制作・伝承
吉田 玉女(大阪府) 人形浄瑠璃文楽人形の伝承・振興
【奨励賞】
鈴木 徹(岐阜県) 緑釉陶器の制作・継承
林 美音子(京都府) 柳川三味線の伝承・振興
【地域賞】
江差追分会(北海道) 江差追分の伝承・普及
田中 信行(東京都) 漆刷毛の製作・伝承
数河獅子保存会(岐阜県) 数河獅子の保存・伝承
鹿子原虫送り踊保存会(島根県) 鹿子原虫送り踊の保存・伝承
新里 玲子(沖縄県) 宮古上布の制作・振興
受賞内容の詳細はこちら ↓
平成24年度 第32回伝統文化ポーラ賞をダウンロード
以上
2012年8月20日
事務局長 飯田
2012年08月10日
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熊本県伝統工芸館 開館30周年記念
人間国宝 九州・沖縄の伝統工芸 技と美 展
開催のご案内
今年で30周年を迎えます、熊本県伝統工芸館にて、
「人間国宝 九州・沖縄の伝統工芸 技と美」 展が開催されます。
今回の展覧会では、九州・沖縄の風土に育まれた、人間国宝(重要無形文化財保持者)の
「伝統工芸の技と美」を紹介しています。
また、当財団企画制作の記録映画も本展覧会場で上映されます。ぜひ、ご鑑賞下さい。
◆会期:平成24年8月3日(金)~9月2日(日)
◆会場:熊本県伝統工芸館 2階常設特別展示室
◆休館日:月曜日(祝日または休日の場合、翌日が休館日になります)
◆開館時間:午前9時~午後5時
◆入場料:一般200円(140円) 大学生130円(100円) 高校生以下無料
( )内は20名以上の団体料金
◆上映作品、アクセスなどの詳細は 熊本県伝統工芸館HP
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*上映作品のご紹介
*記録映画ライブラリー 「伝統工芸の名匠シリーズ」
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『十三代今右衛門 薄墨の美』
1994年製作/監督:村山正実(カラー36分)
文部省選定、毎日映画コンクール「記録文化映画賞」
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『芭蕉布を織る女たち-連帯の手わざ-』
1981年製作/監督:村山英治(カラー30分)
文部省選定、芸術祭優秀賞、毎日映画コンクール教育文化映画賞 他
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『-筬打ちに生きる-小川善三郎・献上博多織』
1982年制作/神馬亥佐雄(カラー33分)
文部省選定、優秀映画鑑賞会推薦
○●
『彩なす首里の織物-宮平初子-』
2003年製作/監督:村山正実(カラー40分)
優秀映像教材選奨最優秀作品賞
2012年08月20日
【助成先報告】細島みなと祭り(宮崎県日向市)・・新調された細島東若太鼓台デビュー!
7月13日から15日まで細島みなと祭りが盛大に行われました。
神輿を乗せ大漁旗を載せた船が海上をパレードする「船渡御」など
様々な神事・イベントが催されましたが、圧巻は15日夜に行われた
太鼓台の組合せ。
細島地区を東と南に二分し、それぞれが所有する2トンを越える太鼓台
(東若太鼓台、南若太鼓台)がぶつかり合い、力任せに揉み合う大迫力に
観客も大興奮でした。
東若太鼓台は一部当財団の助成を得て今年新調されて初めての本番。
14日午前中には祭りの将来を担う子供達が元気に地域を引き回し、夕方からは
老若男女が声を枯らすほど元気よく、気合を入れて巡行していました。
今後おそらく100年以上この東太鼓台は伝統行事の核として多くの人の肩で
支えられて行くでしょう。
※細島東若太鼓台作製事業は、平成23年度当財団の助成先として採択されました。
http://www.polaculture.or.jp/promotion/jyoseipast.html
2012年08月17日
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今年も東京国立近代美術館工芸館との共催イベントを7月23日(月)に開催しました!
今回の『MOVIE+TOUCH&TALK PART5』は夏休みということもあり、
東京国立近代美術館工芸館で開催している、「こども工芸館/おとな工芸館 植物図鑑」展に合わせ、
親子で参加!伝統工芸 映画の上映と工芸作品を見て、さわってみよう!
と題しまして、お子さんやお孫さんとご一緒に参加できるプログラムとさせて頂きました。
当日は暑い中、ご家族、お友達と、また、大人の方のみでもご参加頂けたので、
様々な方々にお越し頂き、ありがとうございました!
まずは映画からです。美術館の展示室の中で映画を
観ることができるのは、貴重な体験です。
映画作品は伝統工芸の「紬に生きる 宗廣力三」
「紬縞織」と「絣織」のわざで重要無形文化財保持者
(いわゆる人間国宝)に認定された染織作家です。
蚕の飼育から作品完成までの映像をこどもから大人まで
ご堪能頂いたのではないでしょうか。
映画鑑賞後、グループに分かれ、展覧会作品の見どころ、エピソードを
ボランティアスタッフの方々と一緒に対話形式でご紹介していきます。
そして、<さわってみようコーナー>では、作品や資料を触って楽しみながら学ぶことができます。
今回のイベントではお子さんから質問がどんどん出てきていて、活気があるイベントとなりました。
最後に「印象に残ったものは?」と聞かれて、
それぞれ皆さんが心に残る作品を上げられていました。
日本の伝統工芸に触れる機会が作れたのではないかと思います。
東京国立近代美術館工芸館とポーラ伝統文化振興財団では、
日本の伝統工芸をもっと身近なものに感じてもらえるよう、引き続きこのような
イベントを開催していこうと思っています。
o○*.。+o●*.。 インフォメーション +o●*+.。o○*.。
映画(DVD,VHS,16mm)の個人・団体様への無料貸出を行っております。
今回観ることができなかった記録映画もお貸し出ししますので、
是非ご利用ください。
http://www.polaculture.or.jp/movie/list.html
【三JOME】
2012年08月17日
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平成21、22年 助成先
記録映画「フチのこころ~アイヌの女の手仕事」の製作プロジェクト 報告●~●~●~●~●~●~●~●~●~●~●~●~●~●~●~●~●~●~●~●~●~●~●~●~
沖縄大学 須藤研究室が平成21,22年に当財団の助成を受けて制作した記録映画
「シネウプソロ (仮題「アイヌの女の手仕事」から改題)」が完成しました!
2012年7月7日開催の沖縄大学地域研究所フォーラムの中で試写され、
約100名の参加者が鑑賞しました。