2014年05月27日
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5/17(土)開催 第1回「人・杜・祭ー文化風土の記録」 レポート
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昨年度よりシリーズで開催している、國學院大學との共催イベント
― 映画上映会・講演会「人・杜・祭ー文化風土の記録」 ―の
第1回を5/17(土)に開催しました。
今回の特集は「カスミ廻りの芸能」と題しまして、講演と映画上映を行いました。
映画は2作品を上映しました。
今回ご講演頂く講師の先生は久保田裕道先生(東京文化財研究所)でした。
講演テーマは「東北の芸能とその現状」です。
久保田先生は日本の民俗芸能を研究しており、
2011年の東日本大震災以降、特に東北の太平洋沿岸の
郷土芸能の状況を調べ、データベースを作成してネットで公開しています。
ご講演は、東北のシシ芸、山伏神楽についてお話頂き、
震災を受けた地域の郷土芸能についての問題点もお話頂きました。
続きまして記録映画の上映です。
1、青森県「権現様がやって来た ~南部切田神楽の霞廻り~」
(55分・十和田市教育委員会制作 文化庁助成作品 H.24年)
2、岩手県 「黒森神楽・巡業神楽宿編」
(40分・國學院大學日本文化研究所制作 H.2年)
上映前に、今回上映する「権現様がやって来た ~南部切田神楽の霞廻り~」は
十和田市教育委員会が制作しており、遠方より当日は教育委員会の方がいらっしゃいました。
各地区の集落を廻って祈祷して歩くという行事を霞廻りと言います。
今回の上映・講演会は、この霞廻りをテーマに
東北のお祭り・行事をご紹介しました。
今年度も4回のシリーズとして開催します。
当日ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。
次回は・・・・・
第2回 特集「山と海」
日時 7月28日(土)14:00開演(会場13:30)
会場 國學院大學渋谷キャンパス2号館1階 2104教室(予定)
講師 懸田 弘訓氏(第33回伝統文化ポーラ賞地域賞受賞)
映画
【福島県】鹿島日吉神社のお浜下り
【福島県】鹿島町江垂日吉神社のお浜下り(國學院大學)
【滋賀県】琵琶湖・長浜-曳山まつり (ポーラ伝統文化振興財団)
アクセス 國學院大學HP
2014年05月26日
5月17日(土)―18日(日)に栃木市で『蔵の街かど映画祭』が
開催され、ポーラ伝統文化振興財団制作の記録映画が上映されました。
今年で7回目となる、この『蔵の街かど映画祭』ですが、
ポーラ伝統文化振興財団制作の記録映画が上映されるのは初めてとなります。
栃木市には、古くは律令制度時代に下野国庁が置かれ、
江戸時代には日光例弊使街道の宿場町として栄え、
市内のを流れる巴波川の舟運を活用した商人町として発展を遂げました。
現在も黒塗りの重厚な見世蔵や板塀、白壁の土蔵群などが残っており、
映画やテレビドラマの撮影によく使われています。
(一部引用:冊子『とちぎ小江戸ブランド』)
この街並みを生かしたイベントとして、
江戸時代や明治時代に建てられた歴史建造物蔵を
ミニシアターに変貌させる全国初の歴史景観活用型の
映画祭『栃木・蔵の街 かど映画祭』が7年前より開催されています。
7回目となる今年の映画祭に、ポーラ伝統文化振興財団の映画が上映されることになりました。
上映は2作品です。
1、栃木県『若衆たちの心意気 烏山の山あげ祭り』
【1983年製作/監督:曽田信(カラー34分)】
【文部省選定、優秀映画鑑賞会推薦】
2、埼玉県『秩父の夜祭り-山波の音が聞こえる』
【1990年製作/監督:村山正実(カラー34分)】
【文部省選定、教育映画祭優秀作品賞、日本紹介映画コンクール金賞 他】
この映画祭のメイン会場となったのが、県立栃木高校講堂(国登録有形文化財)です。
17日はオープニングセレモニー、ご当地ゆるキャラ「とち介」も登場!
18日は今回より始まりました、
「栃木・蔵の街かど映画祭アワード」の授賞式です。
そして、今回ポーラ伝統文化振興財団の作品を上映頂いた会場が
≪北蔵カフェひがの≫さんです。
蔵をお借りしてカフェを経営されていました。
2階にはゆっくりくつろげるスペースがあります。
この日は浴衣を着た方々もお見えになり、
地元栃木のお祭り―烏山の山あげ祭りを鑑賞されていました。
東京からほど近い地域なのでしたが、穏やかな時間が流れ
昔懐かしの風景を眺めることができます。
歴史的建造群をいか活かしたこの映画祭ですが、
これからも末永く開催し続けてほしいと思います。
【三】
2014年05月12日
o○*.。+o●*.。栃木・蔵の街かど映画祭にて上映されます +o●*+.。o○*.。
このたび、栃木市で開催されます映画祭、「栃木・蔵の街かど映画祭」にて
当財団制作の記録映画2本が上映されることになりました!
今週末5月17日(土)、18日(日)の2日間開催いたします。
ぜひ足をお運びください。
栃木市には、蔵や日本家屋、昭和初期の建造物群、
かつて流通の要だったうづま川など、
美しい歴史的景観が数多く残っています。
この街並みを生かしたイベントとして、
江戸時代や明治時代に建てられた歴史建造物蔵を
ミニシアターに変貌させる全国初の歴史景観活用型の
映画祭『栃木・蔵の街 かど映画祭』です。
アクセス・上映場所・スケジュールなどは↓↓
http://kura-movie.jp/
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◆ポーラ伝統文化振興財団制作の記録映画◆
作品上映のご案内
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○上映時間: 平成26年5月17日(土) 10:00-16:00
18日(日) 10:00-15:00
○会 場: 北蔵カフェひがの
○料 金: 上映鑑賞は無料
※ただし、喫茶店となっておりますので
御飲食代は別途必要となりますのでご了承ください。
○上 映 作 品
◆若衆たちの心意気 烏山の山あげ祭り
【1983年製作/監督:曽田信(カラー34分)】
【文部省選定、優秀映画鑑賞会推薦】
栃木県那須郡烏山町で行われる祭り。
若者たちの情熱に支えられた雄大な祭りの様相をいきいきと描く。
◆秩父の夜祭り-山波の音が聞こえる
【1990年製作/監督:村山正実(カラー34分)】
【文部省選定、教育映画祭優秀作品賞、日本紹介映画コンクール金賞 他】
夜祭りは、ここで暮らす人々のエネルギーの爆発である。
祭りの中に生きる民俗の心を探る。