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2016年10月11日

 《共催イベント・レポ》 10/8 講演会「人・社・祭 ― 文化風土の記録」第3回 開催レポート

今年度3回目となる國學院大學との共催講演会が、10月8日(土)14時から16時頃まで、
國學院大學渋谷キャンパスにて開催されました。
今回のテーマは「鎮守の森・自然エネルギープロジェクト」ということで、まず小池哲司氏
(千葉エコ・エネルギー株式会社マネージャー・鎮守の森コミュニティ研究所研究員)から
お話をいただき、その後NPO法人社叢学会制作の映画「森を作る話」を上映しました。

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小池氏の講演「「エネルギー」と「地域」をつなぐ鎮守の森」では、「鎮守の森」と「自然エネ
ルギー」を結びつけるものはあるかという切り口から議論が展開し、特に小水力発電に着
目して、神社が地域での水利用の合意形成の中核としてエネルギー事業を行い、そこで
得た利益を地域に還元するという新しい事業モデルが提案されました。
小池氏の提案に対し、来場者は様々な意見をお持ちになったようで、鎮守の森は神様の
ものなので、エネルギー事業の実施には神様のためになるものという説明が必要だといっ
た意見や、新たな視点に驚いたり賛同する声などが寄せられました。

続く、映画上映「森を作る話」は、愛・地球博で上映された17分ほどの作品を鑑賞しました。
作中では広島の爆心地で焼かれた鎮守の森を再生する話や、北海道のえりも町での緑化
事業、気仙沼の漁民による山への植樹活動などが紹介され、戦後の日本での多様な森作
りの事例から、失った森を再生することの大変さ、森の大切さを学びました。

次回は、12月10日(土)14時から、國學院大學渋谷キャンパスにて、
テーマは「鎮守の森の移転計画と県境保全」を予定しています。
上映作品など詳細が決まり次第、またお知らせいたします。
申し込み不要で参加無料ですので、より多くの方のご来場をお待ちしており ます。


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