文字サイズ

  • 大
  • 中
  • 小

ここからコンテンツ情報

お知らせ

2016年11月29日

保存記録作成事業について

 人間国宝の卓越したわざ、各地域に伝承されてきた民俗芸能・行事は時代を超えて私たちに語りかけてきます。ポーラ伝統文化振興財団では、このような優れた無形の伝統文化を「伝統工芸の名匠」「伝統芸能の粋」「民俗芸能の心」シリーズとして記録映画を制作し、各界から高い評価をいただいています。現在まで48作品の記録映画を制作してまいりました。

 

「蒔絵 室瀬和美 時を超える美の世界(仮題)」クランク・イン

意匠のためのスケッチ 漆かき
意匠のためのスケッチ 漆かき

 

 平成28年秋に、記録映画「蒔絵 室瀬和美 時を超える美の世界(仮題)」がクランク・インしました。
蒔絵は漆で下絵を描き、金粉、銀粉等の金属粉を蒔きつけて光り輝く文様を表す漆芸の加飾技法のなかでも代表的な技法です。
 現代に生きる蒔絵を創作し続けている漆芸作家・室瀬和美氏。当財団では重要無形文化財「蒔絵」保持者の新たな伝統を作り出す姿を1年半かけて丁寧に記録していきます。
 本記録映画では、氏の文化財修復による作品の古典研究から得た豊富な知識を有し、芸術性豊かで気品と風格をそなえた作品の源泉となる背景や日本の漆の文化的価値を国内外へ積極的に発信する姿を追い、その目指す道の先に見えるものは何かについて描いていきます。
 本記録映画は、平成29年秋の完成を目指して撮影を進めています。


ここからサブコンテンツメニュー


  • ページトップへ戻る