2012年12月17日
╋━◇ 展覧会のご案内━◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
金沢市立安江金箔工芸館にて10月6日(土)より
「加賀象嵌 -Art&Design-」展が開催されています。
加賀象嵌の歴史は、加賀藩初代藩主前田利家(天文6年-慶長4年 1537-1599)の
時代に、金工界の名門後藤家から後藤琢乗を呼び寄せたことにはじまります。
加賀象嵌の歴史と精神は現代にも脈々と受け継がれており、
作家たちは高い技術と先進的なデザインを追及し続けています。
本展覧会では、近世から現代までの、特に意匠の部分に着目し優れた象嵌技術と
高いデザイン性を有する加賀象嵌の作品が展示されています。
ぜひ足をお運びください。
また、本展覧会では、無料ブースにて
当財団の記録映画『加賀象嵌 中川衛 美の世界-新たな伝統を創る-』
を上映しております。作品とともに、ぜひご覧ください。
○会期:2012年10月6日(土)~2013年1月14日(月・祝)
○休館日:11/19~21は展示替えのため休館
12/29~1/3は年末年始休館
○開館時間: 午前9時30分~午後5時(入館受付は午後4時30分まで)
○入館料、アクセス、その他詳細は⇒ 金沢市立安江金箔工芸館 HP
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記録映画について
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「加賀象嵌 中川衛 美の世界-新たな伝統を創る-」(カラー39分)
2011年 (株)毎日映画社製作/監督:黒崎洋一
☆受賞歴
23年度 優秀映像教材選奨 最優秀作品賞 文部科学大臣賞
映文連アワード2011 ソーシャルコミュニケーション部門・部門優秀賞
☆内容
平成16年、戦後生まれで初の重要無形文化財「彫金」保持者に認定された
加賀象嵌の第一人者、中川衛氏。
伝統的な技法を礎に、金属を幾重にも重ねて精緻な美を生み出す
‘重ね象嵌’の技術を発展させた。
革新的で叙情性あふれる作品は新しい風となって現代人に感動と癒しを与え、
新たな伝統を創る「中川 衛 美の世界」。
本作は作品が出来上がるまでの工程を追いながら、
加賀象嵌のデザインと技術に投影される氏の生き様を描く。
◎映画(DVD,VHS,16mm)の無料貸出もぜひご利用下さい。
http://www.polaculture.or.jp/movie/list.html
(三jome)