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2016年12月12日

 《共催イベント・レポ》 12/10 講演会「人・社・祭 ― 文化風土の記録」第4回 開催レポート

今年度4回目となる國學院大學との共催講演会が、12月10日(土)14時から16時頃まで、
國學院大學渋谷キャンパスにて開催されました。
第一部ではポーラ伝統文化振興財団の顕彰活動より「中江岩戸神楽」紹介映像の上映、
第二部では北畠能房氏(小松天満宮宮司、京都大学名誉教授)による講演「河川改修と
鎮守の森保全のかかわりから学ぶこと」が行われました。

まず、第一部では、本イベント共催者として9年間にわたり伝統文化記録映画を上映してき
た当財団の多様な事業活動について知っていただく機会として、伝統文化ポーラ賞という
顕彰事業のご紹介をさせていただきました。
伝統文化ポーラ賞は日本の無形の伝統文化を支えてこられた方々を伝統工芸、伝統芸能、
民俗芸能・行事の各分野から見出して顕彰するものです。36年間で28名もの方が、伝統文
化ポーラ賞受賞後に人間国宝になるなど、伝統文化の担い手支援に貢献してきました。
その中で今回は、今年の伝統文化ポーラ賞地域賞を受賞した熊本県の中江岩戸神楽保存
会の紹介映像を上映し、司会の茂木栄先生(國學院大學)より中江岩戸神楽の解説をして
いただきました。
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続く第二部では、石川県にある小松天満宮宮司の北畠氏より、天満宮に隣接する梯川(かけ
はしがわ)の河川改修と天満宮周辺の鎮守の森保全との関わりについて、詳細な事例紹介
をしていただきました。
梯川の河川改修は、国指定重要文化財である小松天満宮の移転を回避し、天満宮周辺を
浮島化させることで河川改修を進めるというものでした。しかし、計画実施は一筋縄ではいか
ず、河川改修計画の転向や河川法改正といった行政側の動きと連動して、北畠氏らは天満
宮の立地をはじめとする文化的価値の証明や河川改修工事が鎮守の森に与える影響調査
などを行うことで、重要文化財である天満宮と鎮守の森の保全に努めてきたそうです。
当事者である北畠氏から語られる報告に、参加者は聞き入り、講演後は熱心な質問が寄せ
られました。
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次回の共催講演会は、2月18日(土)14時から、國學院大學渋谷キャンパスにて、
テーマは「諏訪大社の御柱祭」を予定しています。
上映作品など詳細が決まり次第、またお知らせいたします。
申し込み不要で参加無料ですので、より多くの方のご来場をお待ちしており ます。



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