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2013年06月24日




静岡市立芹沢けい介美術館

『はたらく色 藍のすこやかさ -芹沢けい介ののれんと世界の藍染め-』展

 

╋━◇ 展覧会のご案内━◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋

藍についての歴史は古く、日本では平安時代の「延喜式」にすでに記述が見られます。庶民のものとして全国に普及したのは、江戸時代に入ってからといわれます。地方の小さな町にも紺屋が生まれ、衣料をはじめとする様々なものが藍で染められました。

藍は、防虫、防腐効果がある上に、その風合いの美しさが、日本人に親しまれました。

本企画展では、芹沢けい介作品の中でも特に藍染めが用いられたものが多い「のれん」を中心に展示されます。また、芹沢けい介が収集した世界の工芸品の中から日本を中心にアフリカや東南アジアなど世界の藍染めについても紹介されますので、ぜひ、お運びください。

 

『芹沢けい介展』チラシ表 『芹沢けい介展』チラシ裏


※本展覧会では会期中、当財団の記録映画「芹沢けい介の美の世界」を上映しておりますので、併せてご鑑賞ください。

※本文中、芹沢けい介の「けい」の文字は、文字化けを防ぐため、平仮名表記となっております。ご了承ください。

 

◇会 期:平成25年6月1日(土)~9月1日(日)

◇休館日:毎週月曜日(7月15日を除く)、7月16日

◇開館時間:9:00~16:30

◇入館料、アクセス、その他詳細は⇒静岡市立芹沢けい介美術館ホームページへ

 

◎映画(DVD,VHS,16mm)の無料貸出もぜひご利用ください。

 http://www.polaculture.or.jp/movie/list.html

 

2013年06月20日



民俗芸能・映画上映会・講演会
         「人・社・祭―文化風土の記録」

 

今年で6年目を迎えます、國學院大学との共催イベントですが、
今年度は5回の上映・講演会を行います。

「人・社・祭―文化風土の記録」と題して、各日程それぞれにテーマ設け
記録映画の上映2本に講演または解説を行います。

 

第1回目となります、6月18日(土)は『夏という季節の文化風土』をテーマに
夏のお祭りを記録した2本の映画上映を行いました。

当日は大雨の予想でしたが、お天気に恵まれ・・・・雨は降りませんでしたが、
ムシムシした暑い中、お越し下さった皆さまありがとうございました。

 

上映作品は下記の2作品でした。

 

◆山の祭ー天龍村の夏ー(25分)
 (民俗文化財研究協議会・國學院大學日本文化研究所制作)

 

2-P1020044 (640x426)

 

 

 

 

 

 

 

◆ねぶた祭り 津軽びとの夏(34分)
  (ポーラ伝統文化振興財団制作)

 

P1020052

 

 

 

 

 

 

 

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以下、当日のレポートをお送りします。

司会進行はこの企画をして下さっている、
茂木栄先生(國學院大學神道文化学部 教授)です。

まずは今年度初回の共催上映会ですので、国学院大學、
ポーラ伝統文化振興財団、それぞれ代表からのご挨拶をさせていただきました。

 

今回のテーマ『夏という季節の文化風土』と作品についての解説です。
解説も茂木先生です。

 

 

1-P1020025 (447x640)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「夏をテーマにしました。夏というのは、どういう意味をもった季節なのか、
2本の映像をみていただくとわかるような、そういう構成を考えました。」

 

「夏という季節の語源、象形文字の意味すること。
それは「夏」は体の、四肢をバッと大きく見せている。これががもとになっている。

「夏(か)」=大きな人、という意味合いを持っているようです。
そこから広がって、夏草が繁茂して当たり全体をおおいつくすような
そういうものを「夏(か)」という風に考えている。

 

しかし、日本における夏の意味は、象形文字が意味している意味とは
若干違うということがいえる。

日本においては、「夏」という季節はそれほど古いものではありませんで、
折口 信夫という、20世紀を代表する民俗学者に言わせると、
季節というものはもともと、「秋」、「冬」、「春」この3つの季節が基本であった、
ということは「夏」という季節は古くは考えていなかった。

 

では、「夏」というのはどういうことか。
折口に言わせると・・・・くれなずむとよく言いますが・・・・・
「なずむ」、「停滞する」、ちょっと衰えていく、そして、
発展させると死を思うような、そういう言葉であった。

日本に於いて、夏ということはが「死」の世界に近い。
ものみな命が危うくなる、そういうような季節である。

 

夏祭りというと、京都の八坂神社の「祇園祭り」が有名ですが、
多くの方が亡くなり、天変地異、これをおさえるために祇園祭りが始まり、
その祓いのための祭りだと言われています。

祇園祭りもそんなに古いものではなく、せいぜい9世紀くらいです。

もっと古いものが、津軽で行われているような、盆の行事です。
ねぶた、ねむり流しという、8月7日に行われているお盆の行事の一種です。

眠くなるような睡魔を流すぞ、とそれがもとです。

天龍村もお盆の行事です。
仏教が入る以前から死者の供養が行われてきました。

仏教が入るとそれに念仏が加わって、念仏踊りになる。
そして芸能と死者の供養と古いかたちの念仏踊が
天龍村の「かけ踊り」といわれている。踊りです。

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と、こんな感じに解説が進んでいき、それぞれの上映作品の
お祭り関する貴重な解説をして頂きました。

 

 

この國學院大學との共催イベントでは、学生さんはもちろん、
一般の方々も入場無料で当日お越し頂けます。

そのテーマのお祭りの基礎から専門的な解説まで、
日本の風土を想い、感じることができる解説をして頂きますので、
ぜひお越しください!

 

次回の開催はこちらです。

★7/20(土)14:00開演(13:30開場)

★テーマ:『お盆―鎮魂供養の文化風土』
 
★上映作品 
  ①端縫いのゆめ-西馬音内盆踊り(31分) 
  ②奥三河の盆踊り記録(40分)

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詳しい内容はこちらから
http://polaculture.weblogs.jp/blog/2013/05/h25-kokugakuin.html

 

 

【三JOME】




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