2008年10月20日
11月に、連続4回で「民俗芸能の心~全国の祭りから~」-映画で知る・楽しむ 日本の祭り― という講座が開催されます。
これはポーラ伝統文化振興財団の協力のもと法政大学エクステンションカレッジにて行われるもので、講師に茂木栄先生(國學院大學神道文化学部准教授 民俗芸能学会理事)をお招きして、全国の祭りの映像を観賞しながら、解説していただきます。
映画「新野の雪祭り-神々と里人たちの宴-」から
【講座詳細】
日本人は昔から地域の祭りを大切にしてきました。多種多様な祭りが全国で行われています。多くの人々によって支えられている大きな町の祭り、地域の人々によってひっそりと大切に守られてきた小さな村の祭りなど・・・そのどれもが日本の伝統文化のエッセンスに満ちています。
この講座では、実際にその土地に行かないと見ることができない祭りを、ポーラ伝統文化振興財団によって制作された映画で観賞し、更に講師による解説を聞くことでより深く理解することができます。
解説では祭りの起源や歴史背景、土地の特色などについてお話します。
祭りの背後にある見えない世界が浮かび上がってくることでしょう。
実際に見に行きたくなること請け合いです!
□日程(全4回) 平成20年11月15日(土)22日(土)29日(土)、12月6日(土)
□時間 午後13時30分~15時30分(映画上映含む)
□対象者 日本の祭りに興味をお持ちの方
□料金 10,000円 (割引制度あり)
□ 上映作品
11月15日(土)・・・「新野の雪祭りー神々と里人たちの宴―」(長野県)
11月22日(土)・・・「国東の修正鬼会-鬼さまが訪れる夜―」(大分県)
11月29日(土)・・・「舞うが如く 翔ぶが如く-奥三河の花祭り-」(愛知県)
12月6日(土)・・・「飛騨 古川祭―起し太鼓が響く夜-」(岐阜県)
講座の詳細・料金・お申し込みはこちら
お問い合わせ先:法政大学エクステンション・カレッジ 電話:03-3264-6098
ポーラ伝統文化振興財団制作 記録映画リスト
2008年10月03日
伝統文化レポートに平成20年度の助成事業である「木造芝居小屋の音響調査事業」についてのレポートがアップされました。
2008年10月03日
(社)劇場演出空間技術協会・木造劇場研究会が主体となり、「邦楽に好ましい音響空間とはどのようなものか」の研究を目的に木造芝居小屋の音響調査PJが8月中旬にスタート。
旧金毘羅大芝居、内子座、嘉穂劇場、八千代座、永楽館を対象に行われた。
邦楽の「音質」、「音響」というデリケートな調査ゆえに、調査のための「音」以外は全て雑音。
各劇場のサイズ測定、スピーカーや観客モデルの設置などの準備の後、余計な音の侵入防止を狙い、劇場の観客や見学者が全て退館した後の、夕方から夜にかけての測定作業実施。「足音ひとつ立てないような緊張感」の中での調査であるが、それでも車の通過や、施設ドアの開閉、近隣奥様の世間話、果てはなぜか夜間工事のクレーンなど様々な音が入ってくるハプニングの連続。加えて明かり取りなど全て閉めきった状態で行っている為大変な暑さ。
そうした中色々苦戦しながらも、一日4時間以上の調査は進められた。
調査風景 暑いです。
PJリーダーの藪下氏曰く、「各劇場それぞれ特性・個性があり、それは音感、音響にも表れている」とのことで、本格的分析を経た調査結果の発表が楽しみです。
なお、このPJの調査結果は、第14回全国芝居小屋会議(平成20年10月18~19日 永楽館(兵庫県・豊岡市)にて開催)で発表される予定。
また今回、当財団が同行した内子座(愛媛県・内子町)、嘉穂劇場(福岡県・飯塚市)、八千代座は、それぞれ建築物としても優れた、大変趣のある劇場でした(スタッフの解説も面白いですよ)。
また町並みもとても素敵ですので、ぜひ一度訪れてみてください(おすすめです)。
内子座入り口正面の様子。
ちなみに国の重要文化財に指定されている芝居小屋は
1. 康楽館(秋田県・小坂町)
2. 広瀬座(福島県・福島市)
3. 呉服座(愛知県・犬山市)
4. 旧金毘羅大芝居(香川県・琴平町)
5. 八千代座(熊本県・山鹿市) の5劇場との事です。(H,H)